2006年07月10日

「笹短歌ドットコム」投稿歌  「魚介類(海草含む)を詠む」(3)


 
金魚鉢に碁石沈めて思いたり人間ポンプおじさんの胃を  


カルキ臭漂う夜の校庭で浴衣のきみは金魚をすくう


風鈴の金魚は揺れてカルキ臭満ちし熱帯夜を逃れんとする

 
死ぬまえにシーラカンスのシーフードカレーを父は食いたいらしい  


<幻の魚イトウ>とわれが呼ぶ弐千円札、祖母の財布に


弐千円札のすかしの守礼門に浦島太郎とカメ迷い込む  

 
ニックネーム 異能兄弟 at 00:00| 笹短歌ドットコム「魚介類(海草)」